結婚30年

あとひと月ほどで、
結婚記念日がやって来ます。
30年
長いような、短いような、、、
あと30年
一緒に過ごせたらいいなぁ〜と想うと
これからの人生が、
これまでの人生と
同じ長さではないかもしれない

慈しみ
愛して
これからも歳を重ねて共に居ることができたら
幸せだなぁと心から想うのです。

結婚して30年とひとくちに言っても、
すごく色々なことがありました。

結婚した翌年から子どもが3人
今ではみんな成人し、
立派に成長しました。

沖縄は新婚旅行に来た場所。
そして3人のまだ幼い子どもたちと来た所。
走ったり笑ったりした姿を懐かしく思い出します。
ホテルでスタッフに、じゃんけんポンって、スタンプ押してもらったり、
魚釣りをしたり
そんな姿を思い出しながら
2人でこんなことあったよね、
と語ることができる幸せを味わっています。
結婚生活が長くなると
マンネリ化することもあれば、
意見が食い違うこともあり、
喧嘩も何度もしました。

長い時には1ヶ月会話のないケンカもしました。

もっとちゃんと私を見てほしいとか、
もっとわかってほしいとか、
何でわかってくれないのかとか、

子育ての時期や
夫の仕事が大変な時期や
共働きをして忙しい時期や
夫の親や兄弟が亡くなったり
私の父の介護の時期や
私の肺がん手術や
本当に様々なことを味わって
何でなんでと様々なそれぞれの想いで
30年の流れを感じながら、

つい半年くらい前には
「本当にこの人と
一緒にこれから先も共に結婚生活を続けていけるのだろうか?」
と真剣に悩んで感じていたことが
今では遠い昔のことのようにさえ感じます。
これまで何度も
別々の人生を送る方がいいかもしれない
と感じたこともありました。
今は、こうして一緒に居る時に
夫に対して感じる感情が
大きく変わったのは
私の心の変化が起きたから
その変化とは…

子どもたちが大学生になり
成人し、
それぞれ自分のやりたいことを見つけていく中で、

私の役割はご飯を作ったり
家の中のことを整えること?

私がやりたいことは何だろう?

私には伝えたいことがある

女性が自分を大事にすることは
自分を好きになることは
自分の中から湧き上がるものは

それを少しづつ伝え始めた私は、

夫が私のことを理解してくれているのか?
私のことを見てくれているのだろうか?
私が家庭の中での役割を果たすことにしか価値を感じてくれていないのではないか?

そんな疑問が頭をかすめていました。

ちゃんと見てほしい
いつまでもひとりの女性として見てほしい

その
「欲しい」という想いは、
実は…
私が夫を
ちゃんと見て
夫のこれまでの日々、
今日という日、
今の瞬間に、

夫を見て
夫に感謝して
夫に言葉で伝えて
夫に手で触れて

それは
自分にそうして欲しいように
相手に接すること

そう意識しはじめたら、
あんなに嫌々だった家事も
不思議と嫌じゃなくなって
器用なことができなくても
できないことや苦手なことは
手伝ってーと頼めるようになり

いつのまにか、
夫も私を見てくれるようになり

ちょっと機嫌が悪い時も
ちょっと疲れている時も

当たり前に繋いでいた手を
体温を感じながら繋ぐようになり

見て欲しいように
接して欲しいように

パートナーを見る
パートナーに接する

そのことを意識して

この先これまで以上に丁寧に
大好きの気持ちを込めて
共に温もりを感じて
離れている時も
一緒にいる時も
心を馳せることで
想いは届く

ハグ♡

関連記事

幸恋期

氣は心 病後のコミュニケーション

何気ないひと言に愛を感じた

愛が乗り越えるもの

幸せのカタチ

シアワセの循環